子供の緑内障



子供の緑内障の症状

子供の緑内障では、原因や病型にかかわらず、光をまぶしがったり(羞明)、流涙、眼瞼痙攣がみられます。これらの症状は、眼圧上昇による角膜上皮浮腫に伴う刺激の結果としておきます。

眼圧は、30-50mmHg程度と高度に上昇します。

眼圧がコントロールされない場合、流涙、羞明、眼瞼痙攣症状は悪化し、角膜びらんや角膜潰瘍を生じたり、チン小帯が破裂し水晶体が変位することがあります。さらに、眼球被膜が伸展された眼球に外力が加わると、前房出血が生じたり、眼球破裂することもあります。

3-4歳以降に初めて眼圧上昇を認める子供の遅発型発達緑内障では、角膜径の増大などの特徴的な徴候がありません。隅角への虹彩の付着部位の異常を早発型発達緑内障と同様に認める例も、また、隅角繊維柱帯の異常が一部に限局する例もあります。

これらの子供の遅発型発達緑内障では、早発型で見られる特徴的な所見は通常あまり気づかれませんが、眼圧上昇により近視が進行します。年長児であれば疼痛を訴えることもありますが、まれです。普通は視野欠損が進行し、見えにくくなるまで何の徴候もありません。

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