子供の近視
近視の治療
近視そのものを治す方法はありません。子供の目の発達とともに、近視への傾向は20代前半まで続きます。治療が必要なのは、斜視や弱視をともなっているときや、メガネをかけないと視力が悪くて日常生活に不便な場合です。
視力が落ちたようだと感じたら、必ず眼科を受診しましょう。そして病気がかくれてないことを確認してもらいましょう。
仮性近視や偽近視の状態であれば、生活環境の見直しと改善を行います。 勉強で机に向かったら、1時間がんばったあとは、必ず5−10分のお休みをして、目を休ませて上げましょう。ゲームやテレビは、40分以上続けて見ないようにさせましょう。
調節緊張の状態と診断されて、目薬を処方されることもあるでしょう。その時は、指定されて用法で、きちんと点眼を行い、再受診を必ず行いましょう。
眼鏡の装用は、日常生活での目の見え方によりますが、席が前でも黒板の字が見えづらい、しょっちゅう目を細めている、といったときには、眼鏡を処方してもらいましょう。 かけ方についても、近視の程度により、必要なときかける、一日中かけるなど、その子にあわせた装用方法を考えましょう。軽度の近視では、もともとのピントが手元にありますので、遠くを見るときだけ眼鏡をかけたほうがいいといわれています。
眼鏡をかけ始めたら、定期的に眼科を受診しましょう。子供は成長が早いものです。レンズの度が同じでも、頭が大きくなって、目と目の間の距離(瞳孔間距離)が違ってくると、ピントの合わせ方が違ってきます。眼鏡をかけることで視力を損なっては元も子もありません。眼鏡を作るのにはお金がかかります。一度作ったら、ずっと使って欲しいと思いたくなりますが、そこはグッとがんばって、子供の成長に合わせ、作り直すのが賢明です。
子供の目を守るのは親のあなたです。
他に、最近では、近視の手術的矯正法として、放射状角膜切開術や工キシマレーザーによる角膜切開術、夜間だけ装着する画期的なコンタクトレンズによる治療法:オルソケラトロジーなどが発表されています。
手術に関しては、単純近視に関しては、医者の手技上の問題もあり、簡単で安全と言い切れるまでの状態にはなっていないと思われますので、本人が成長し、自分の意思で決めるのを待つのがよいと考えます。
子供の視力障害〜視力を守る育児〜